日本舞踊のこれまでとこれから、そして“カミーユ・クローデル”へ・・・
日本の伝承説話「道成寺」を題材とした、「能」「踊」「舞」「千麗による創作舞踊」をVTRにより比較、鑑賞して頂きました。
11世紀からつたわる伝説を基にした4つの舞踊作品を、創作の年代順に、それぞれの特徴、相違点をフランス語ナレーションで具体的にお伝えします。それは日本の文化の伝承のありようを知ることにもなるでしょう。
たとえば扇は日本の文化において、とても多様に、大切に扱われています。千麗の創作「カミーユ・クローデル」(来春パリ・ローザンヌTheatre l’Octogone で上演)において、扇はカミーユの創作の源泉である精神の核をあらわすものとして、重要な存在です。伝承される古典の美が、現代の芸術表現のなかで発展し、新しい美として生まれ変わっています。
そこで、デモンストレーションにより、扇による表現のさまざま———具象的な表現、自然風景の描写、心理的、抽象的な表現をごらん戴きます。視覚的な美しさと同時に精神的な表現も可能な、日本の舞踊表現の多面性、重層性を感じられるでしょう。


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