その弐 着物は清潔感が大事!
Q:名古屋をどりは9月2日からの開催なので、単衣の着物ということになりますね。
「今は9月の中頃までは絽でもいいと思いますよ。単衣もね、6月の単衣と9月の単衣では微妙に違います。6月の単衣は冬から夏に向かっているので、単衣向きの帯もあるけれど、夏帯をしても良いです。逆に9月の単衣は夏から冬に向かっているので、冬向きの帯でもOKです。衿も6月は夏向きに、9月は冬向きにするとオシャレですね。衿は柄ものや刺繍ものなどありますが、観劇など正統な場所には清楚な感じの白衿がいいと思います。刺繍の衿は上等ですけど、よそいきにはならないんですよ」
Q:刺繍が施してある衿はゴージャスな感じがして、観劇にピッタリかと思いましたが、白衿が一番良いんですね。
「そう、真っ白な衿が一番です。単衣を着る頃は中途半端に暑かったりするので、うっかり汗などで衿を汚してしまうことがありますので、気をつけてくださいね。どんなに上等な衿でも汗で黄ばんでいるのはいただけません。うちの祖父と祖母も“衿と袖口、帯上げと帯しめはいつもキレイにしなさい”とよく言っていました。いくら良いものを着ていても、衿や袖口など、各所が汚れていては着物の価値も下がってしまうと思います」
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