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2006年9月 5日 (火)

オルフェの詩 第5回 長唄担当・杵屋六春さん

Rokuharu
生音以外で唄うのは初めて!

 第2回で紹介した杵屋崇光さんの初の試み、同期バンド邦楽バージョンで唄を担当するのが杵屋六春さん。3歳で初舞台、その後、長唄を本格的に勉強するため東京芸術大学音楽部邦楽科に進学。卒業後も研鑽を積み、現在名古屋音楽大学邦楽科で講師を務める六春さんをもってしても、コンピューターとの共演は初めてのこと。手探り状態でのスタートは不安も多かったのでは。
「生音以外で唄うのは初の試みでしたが、最初からすごく楽しみでしたね。耳慣れないというか、長唄ではない曲の部分もたくさんありましたので、長唄の楽譜じゃない楽譜も読めるように勉強したり、あと声楽の先生のところにもお稽古に通いました。前回、「泉の姫」(2000年)に出させていただいた時は清元と長唄のジョイントで女性は3人おりましたが、今回、唄を担当する女性は私1人なので、高い声を出さなくてはいけないと思いまして、発声の仕方などもちょっと変えてみようかと、声楽の先生のところにもお稽古に伺いました。楽譜の勉強は名古屋音楽大学の教え子が幸いにもコーラスの中にいたので、彼女に譜面を取ってもらって、随分と助かりました」


唄にも耳を傾けてくださいね

 なんと勉強熱心な六春さん。しかし、彼女には楽しい時間だったようだ。
「楽しく、というとなんかヘンな感じですけど(笑)、準備させていただきました。こんな機会、なかなかないですからねぇ。伝統ある名古屋をどりの舞台に出させていただくだけでも光栄なことだし、勉強にもなるので“是非に!”とやらせていただきました。次も是非、声をかけていただけるよう、頑張ります!唄にもちょっと耳を傾けていただけたら、うれしいですね」

プロフィール
杵屋六春/長唄
杵屋六秋の娘として生まれ育ち、3歳で初舞台。東京芸術大学音楽部邦楽科に進学。浅見文子師、稀音家六治師に師事。同大学卒業後は一般企業に就職。しばらく長唄と二足のわらじを履くも、名古屋音楽大学に邦楽科が設立されたのを機に講師に就任。長唄と三味線を教える傍ら、母・杵屋六秋と親子競演の演奏会を開催。その他にも長唄や三味線の素晴らしさを広く知ってもらおうと、幼稚園から老人ホームまで精力的に演奏活動を行っている。

Marian_2


この少女の名前は「マリアン」ちゃんで、今年の3月に来日。
1年間の予定で、安城学園高校で勉強中だそうです。
六春さんのお母様・六秋さんが「セーブアフガンチルドレンの会」を応援していると
のこと。
六春さんによると…、

Marian2_2

初の日本の文化に触れたマリアンは目を白黒させて、大興奮でした!
この体験をアフガニスタンの施設に戻ったときに、ぜひ施設の子供たちに伝えたいと
張り切っていましたよ。

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